じぶん回帰体験談
平成18年10月03日
「痛くない鍼、熱くないお灸」を、お年寄りからお子様まで広めたい!
 今回取材しましたのは、弟子丸慎一郎さん(36)です。弟子丸さんは、昭和45年、佐賀市お生まれのUターン組です。現在は、実家の近くの佐賀市大和町に住んでいます。お仕事は、こころ鍼灸院(しんきゅういん)の院長として、「痛くない鍼、熱くないお灸」を広めるために、頑張っています。その弟子丸さんにUターンを決心したきっかけについてお聞きしました。  

【県外での生活(ファーストステージ)について】
 佐賀の高校卒業後、音楽活動を東京などでやっていました。音楽で生計を立てることに限界を感じ、何か人の役に立つような仕事をしたいと考え、医療関係の友人のアドバイスもあって、28歳で鍼灸の専門学校に入学し、その後広島等で約4年間の修行をして、佐賀に帰ってきました。

【佐賀に戻ってくるきっかけ】
 広島で修行していましたので、そのまま広島で開業するか、それとも故郷佐賀やるか、相当悩みました。しかし、佐賀が自分にとって地元でしたし、高校までは佐賀で友人や知人も多かったのが決め手になりました。自分の実家も佐賀市内にあります。運良く建物が新築で、交通の便もよく、近隣にお年よりの方が多い、この場所に縁があって「こころ鍼灸院」を開設することができました。

【佐賀でのネクストステージ】
 7月中旬に開業して、もっとお年よりの方が来られるかと最初は思っていましたが、情報誌の広告や新聞の折込を見て、20代や30代の若い方が多く来ています。鍼灸院というところはもともとお年寄りの方が多いのですが、意外でした。

 「痛くない鍼、熱くないお灸」というのが当院のキャッチコピーです。それは痛みはほとんど感じることなく、患者さんの負担をできるだけ少なくしたいと考えてのことです。例えば、お子様の場合に使用する小児鍼は刺さない鍼で、金属を使って表面を摩る感じで行います。特に、小さいお子様の「夜泣き」や「疳の虫」には良く効きます。薬と違って、副作用も無いし、安心ですね。

 特に、小さいお子様の場合は、大人と違って自律神経の調整が自分でできないわけです。昼は交感神経が優位で、夜は副交感神経が優位になって眠くなるわけですが、それが上手くできないので、鍼で副交感神経を優位にするわけです。

 「未病治」という、東洋医学の考え方があります。病気が症状として表に出る前に、体の中では既に異常が現れ、この段階で治療をして病気を未然に防ぐという考えです。一般の病院では、例えお腹が痛くても、頭が痛くても、検査して何らかの数値に表されない場合は、異常なしとして扱われます。一方東洋医学では、病気の兆候を脈などから読み取り、ひどくなる前に治療を開始します。予防医学としても、週に1回とか鍼を行えば、風邪を引きにくくなったり、花粉症対策にもなります。

 最近の若い患者さんの症状として、ストレスや仕事が忙しくて疲れが溜まっている人が多いと感じます。そういった方の症状としては不眠症とか肩こりとかが多いです。鍼やお灸の治療を行うことで、現在の症状を楽にして、原因であるストレスを取り除くことができます。実際に治療中に眠ってしまう人も多いです。

【最後に、佐賀に帰ろうと思っている人にひとこと】
 田舎には田舎のよさがあると思います。もし、佐賀に帰ってきて何か商売や事業をするなら、若いうちに早めに帰ってきたほうがいいと思います。それは、同窓会とかの横のつながりが残っており強いので、きっと応援してくれるからです。私の場合も店を開設するにあたって、設備関係や口コミでお客さんを紹介してもらって大変助かっています。

 今は休みの日には、開業したばっかりなので、セミナーや研修会や勉強会に出席して、技術や知識の向上に努めています。鍼や灸はどれだけ勉強しても追いつかないほど、奥が深いものです。もっと、余裕ができたら、私はスポーツが好きなので、スキーやウィンドサーフィンとかやりたいと思っています。

 ちなみにまだ独身ですので、いい嫁さんも佐賀で見つけたいと思っています。

そんな、弟子丸慎一郎さんのこころ鍼灸院のホームページはこちらから。
http://www.esaga.jp/~kokoro89/

こころ鍼灸院
〒840-0201 佐賀県佐賀郡大和町尼寺2637-1
電話:0952-62-6989
です。
弟子丸慎一郎さん
こころ鍼灸院

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